主婦の友社から出ている『血糖値がみるみる下げる100のコツ』という本をざぁーと読んだ。効果のありそうなものがいくつかあったので、紹介していこうと思う。ツボを刺激するという方法など、害もなさそうで、すぐにできるので、よさそうなのだ。
実は、先日ではあるイベントの中で偶然、糖尿病の話が出てきた。糖尿病2型は肥満などで、すい臓からでるインスリンの効きが悪くなり、血糖値が高くなって、やがて合併症が起るということだが、西洋医学的には効果のある上位の方法、例えば糖の吸収を阻害する薬を投与するとかインスリンを投与するとかを行うが、それは副作用もある。たとえば、インスリンの投与によってすい臓自体が働かなくなるなど。最近のネットの世界でいわれるロングテールの理論でいえば、ヘッドの部分を叩くのが西洋医学なのではないかと。それに引き換え、漢方などの方法は、ひとつひとつの効果は薄いが、相乗効果で治していくというロングテールの考えなのではないかと。
そう、出たイベントとはネット関係のもので、キーノートスピーチがコンピュータサイエンスの話だったのだ。ロバストネス(堅牢性)という考え方で、システムを強固に作ると、ある局面でそのトレードオフでシステムの脆弱性が露呈するという話だったのだが、その中で出てきたのが糖尿病。
人類は、もともと飢餓状態に置かれていることが多く、そのために生体を飢餓にいかに耐えられるようにするか、進化してきている。つい最近までいつも空腹という状態が当たり前だったのだ。だから、いかに血糖値をあげておくかのメカニズムが「しっかり」と出来上がっている。血糖値をあげるホルモンはアドレナリンなどたくさんあるのに、下げるホルモンがインスリンだけというのも、その進化の結果だ。
ところが、今、現代は飽食の時代。人類はいままで体験したことのない状態に置かれたわけだ。特に農耕民族の日本人は、飢餓に耐える仕組みが発達しているらしく。逆にいえば肥満に弱い民族であるというのだ。
そう考えると、この100のコツというのは案外、有効かもしれないと思った次第だ。即効性は、西洋医学ほど期待できなくても、長く続けることによって、少しずつ改善していくことはありうるのだ。長期戦になる糖尿病の治療にこそ、重要なことかもしれない。
植物の薬効成分などをうまく用いた方法がいくつも紹介されている。
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