糖尿病宣告から受容までの日記 その1

私の別なブログに書いたものをまず、再録しておきたい。 ------------------ 血糖値が高い! その1 2007年09月13日(木) 8月の中頃、やたらのどが渇くし、体重も落ちてきていることが気になってテルモの尿検査薬を買ってきて小水をかけてみた。 みごとにモスグリーン。 正常ならば色の変化はなく黄色なのだが尿糖がたくさん出ているほど濃い緑になっていく。モスグリーンということはかなりの尿糖が出ていることになる。 やばい!糖尿病かもしれない。実は死んだ親父が40代で糖尿病と診断され、そのあと脳溢血で倒れて長い闘病生活の後に亡くなっている。 昨年も胃の内視鏡検査を受けた総合病院の内科にかかった。 次の日、みごとに糖尿病の診断、検査時の血糖値が300以上あり、この場で「入院手続きをしてください」と担当の若い女医先生にせまられた!もちろんさんざん合併症の恐ろしさを聞かされた。そして眼底検査も受けた。そこでもさんざん若い眼科医に失明の恐怖について脅された。手帳を見て、なんとか9月4日から2週間入院することができそうなので、予約を入れて帰った。8月16日と17日のことである。 いろいろな人に相談したところ、別な病院でも診てもらえという意見が多かった。(セコンドオピニオンということ)そこで、運動と食事療法を10日続けた後に別な総合病院にかかった。内科部長で糖尿病が専門という先生だったが、至急で血液検査をいれてもらえた。その時の血糖値(空腹時)144、ヘモグロ…

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糖尿病宣告から受容までの日記 その2

血糖値が高い!その2 2007年09月14日(金) 入院を延期してもらうために再度採血検査、結果が出るのを待って午後から担当医の診察ということになり、学会と会議を終えた9月4日に病院に出向いた。 結果、血糖値141、ヘモグロビンA1c8.1%と2度目の病院の時よりも改善。学会出張などで過労気味だったので心配だったのだが…。 担当医の若い女医先生「これなら入院の必要ありません。1ヶ月後にもう一度検査しましょう。」 私「ありがとうございます」 先生「それから私は今月で他の病院に移ります。後任の先生には全て引き続きますので安心してください。」 私「ありがとうございました。」 二重に唖然である。入院の延期は覚悟していたが入院は必要ないといい、次に転院するという。転院しようと思っていたのはこちらだったのに…。 私「自分で血糖値が計れる機器を買いたいのですが、処方箋はでますか。」 先生「インシュリン注射治療をしていないので自費になります。高いですよ」 本で調べておおよその値段は調べてあったし、自費ということもわかっていた。こちらは糖尿病と診断され、さんざん脅かされたので必死なのだ。それに入院費のことを考えれば安いものである。 私「どのくらいするんですか」 先生「キットで2万円だけど検査薬が使い捨てなので…」 私「買います」 先生「隣の薬局で買えます」 というわけでグルテストneoという血糖値検査キットを買った。使い捨てのセンサーが25枚で3800円。本…

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糖尿病宣告から受容までの日記 その3

ポンコツ中古車糖尿病との闘い 2007年09月18日(火) 若い女のお医者に糖尿病と診断され教育入院を迫られた時、「直らない」と宣告され、入院してインシュリンでまず数値を下げるといわれた。 おそらく医者にとっては別にひどいことを言ったつもりはないだろう。中2の息子には「そう言っておどかさないと真剣にならないからだ」と妙に大人びたことをいわれた。 そりゃそうだが、やはり患者としては複雑な思いを抱えているのだから違ういいようがあるだろうと思う。 この1ヶ月食事制限と運動をしながら、糖尿病という病を自分なりに受容してきたことは「手のかかるポンコツ中古車」のようだということ。とにかく食事に気をつけ、食べたら運動しなければならない。そうしてエンジンをかけてあげて炭水加物を燃やして血糖値を下げてあげなければならない。メンテナンスさえきちっとすればまだまだ動いてくれる。あまり無理せず調子を見ながら走らせていくことが大切なのだ。 そう考えるようになってウォーキングも変わってきた。始めの3週間はだらだらと歩いて、次々に追い抜かれていくという状態だった。それが足に力が入るようになり、だいぶ早足になってきた。そのうち腕時計のストップウォッチ機能を使って一周の時間を計るようになった。現在一周約1kmを9分で、これを3から 4周している。時速6km強だ。これが半年するとどうなるか楽しみでもある。

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糖尿病宣告から受容までの日記 その4

ウォーキングと血糖値 2007年09月26日(水) 糖尿病の一発宣告を受けてからひと月以上になる。糖尿病と診断されるのは異なる条件で高い値が2回出た場合だ。すなわち空腹時血糖値か126/dl以上か 75gブドウ糖負荷試験で2時間後血糖値が200mg/dl以上か食事に関係なく血糖値が200mg/dl以上のうち2つが該当すれば糖尿病と診断される。ただし口の渇き、多飲、多尿、体重減少という糖尿病特有の症状があったり、HbA1cの値が6.5%以上あった場合は即、糖尿病と診断される。 私の場合まさにこのケース。やたら喉が渇き、体重減少があった。胸のあたりの筋肉が落ちたなと感じていたが、ある時シャワーを浴びていた時フトモモの筋肉がごっそりなくなっていることに愕然とした。そして血液検査の結果は血糖値315mg/dl、HbA1cが8.6%。もう糖尿病以外の何者でもない状態だったのだ。 すぐに入院してインスリン注射でまず血糖値を下げようとなったわけだ。通院では無理とはっきり言われたが、医者の判断としては当然だろう。 次の日から食事の量を減らし規則正しく3食を食べることにし、近くの別所沼で朝と夜ウォーキングするにした。 原因は不規則な食事と運動不足、それに仕事上のストレスと推測されたので、まずそのうちの2点を改善することにしたのだ。初めのうちは力も入らずだらだらと歩いていたが、靴もウエアも購入して毎日歩いているうちに、2週間目ぐらいから足に力が入り始め、結構速く歩けるようになってきた。今は一…

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糖尿病宣告から受容までの日記 その5

ロバストネスと糖尿病 2007年10月05日(金) 先週、デジタルガレージが仕掛けた"The New Context Conference 2007"というセミナーに二日間フルで参加してきた。仕事の上でインターネットの重要性が増しており、少し最先端のお勉強をしておきたいと思って参加したのだが、期待以上の刺激を受けて帰ってきた。 特にセミナー初日のソニーコンピュータサイエンス研究所の北野宏明氏のロバストネスについての話はなかなか面白かった。ロバストネスとは頑健性と訳されるが、環境の変動や自分の個体内もしくは細胞内でのさまざまな変動に柔軟に対応できる能力のことで、生命システムとして最も顕著な特徴。 そこで糖尿病のことが例の一つとして出された。わが身のことでもあるので、非常に身近でわかりやすかった。どういうことかというと、昔、食糧がなく、ほとんどいつも飢餓状態の中に置かれていた人間は(特に農耕民族を祖先とする日本人)いかに効率よく炭水化物を脳、神経細胞、肝臓(グリコーゲンとして貯蔵)、筋肉、脂肪組織に取り込むかの仕組みを進化させた。ところが、環境が変わり、飽食の時代になり、炭水化物が体内に大量に入ってきたときに、逆に頑健な仕組みが逆に(トレードオフ)働いて脆弱性の原因となっているというのである。 糖尿病とは単純にインスリンがでない(インスリンがでなくなったタイプの糖尿病はⅠ型といわれる。インスリン注射による治療が必須。ただ日本人の場合、インスリンは出ているがインスリン抵抗性といってイ…

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